ガーデンロイの理念
「社会、地域、家庭とつながり、生き生きと主体的に生きる人を育てる」
ガーデンロイの基本方針
- 法人創始者、賀川豊彦の貧しい人々を助けたキリスト精神を引き継ぐ。
- 社会、組織、人とのつながりを大切にする。
- 子どものこころの傷を手当てし、自尊感情を育む。
- 成長する子どもの力を信頼し、それぞれの個性を尊重して養育にあたる。
- 養育の連続性を大切にする。
ガーデンロイが大切にしていること(子ども達も含めたロイのスローガン)
- 安心安全な環境で暮らす。
- 基本的生活習慣を身につける。
- 様々な生活体験を通して生活スキルを身につける。
- 大人と子ども、大人同士、子ども同士、すべての信頼関係を大切にする。
- 暴言暴力を使わず、優しい言葉や行いを心がける。
- 互いの違いを認め合い、尊重し合う。
- 自律と自立を大切にする。
ガーデンロイの実践
- 虐待による心理的、身体的、生理的影響とその回復についてどのように関わっていったらよいかを学び、常に職員の養育技能向上を図っていくとともに、職員は身を挺して子どもの思い(怒り、悲しみ、大人への不信感等)を受け止め、大人への信頼を獲得する。
- 子どもの生育歴や成長に応じた適切なアセスメントを行い、日常生活の養育・支援に生かすとともに、日常生活の観察からの情報をアセスメントに生かしていく。
- 基本的生活習慣の確立と職員の安定した関わりによって、対人関係の力や感情をコントロールする力、問題解決の力を養い自立への準備を行う。
- それぞれの子どもに応じた養育・支援を手厚く行えるようにするために全ホーム小規模クループケア体制を取る。
- 職員はホームの子ども達だけでなく、ロイ全体の子ども達の養育に責任を持つ。そのために、ホームセクトに陥ることなく職員同士がお互いを尊重し、学び合い助け合う風土を作っていく。
- 何よりも職員が同僚とともに主体的な力を発揮し、生き生きと養育・支援の仕事に取り組み、喜びを持って子ども達に関われるような組織運営を心がける。
- 積極的にボランティアを受け入れ、良い大人との関わりを多く経験できるようにする。
- 子どもと職員は地域の一員として生活を送る。
- 一人ひとりの子どもにあった家族再統合を図る。
- ガーデンエル、ハンナと協力して子どもの養育・支援に当たる。