• 社会福祉法人イエス団

マリアについて

開所式の様子

2017年8月14日、日本基督教団神戸イエス団教会の上内鏡子牧師の司式のもとマリアの開所式を行いました。 ここで生活する小学生、幼稚園児6名はもちろん、マリア担当職員、嘱託医、施設長が出席しました。
マリアは上四条小学校まで徒歩3分、瓢箪山駅、ガーデンロイまでそれぞれ15分の好立地にあります。 広さは128㎡の7SLDKで、建物は木造三階建てです。 築四十年以上経っていますが、四十センチ以上の太さの梁が入っていて躯体はいたって堅牢です。 内部も改装し新築のようにピカピカです。小学生以上は個室、幼稚園児は三人部屋です。でも、幼稚園児も小学生になれば個室になります。
今年度のマリアの目標は「つながる」「よりどころ」「わたしを大切にする」「子どもの最善を守る」です。 この目標をもとに子ども一人ひとりの課題を職員と話し合い日常生活の中でチャレンジしています。 今までは施設という広い敷地の中で生活していましたが、これからは、隣近所の人たちとのお付き合いを通して、多くを学んでいくことができればと願っています。

名前の由来

入所児の個室

イエス・キリストをお産みになったマリアから命名しました。 大切なものをはぐくむ女性に成長するようにとの願いを込めて命名されました。
また、いまマリアで生活している子どもたちは枚岡カトリック幼稚園の園児または卒園児です。 毎年12月、枚岡カトリック幼稚園では、子どもたちが聖劇を発表します。 イエス・キリストの降誕劇です。 主役は参加児童全員ですが、その中でも、マリアは多くの注目を浴びます。 劇のマリアのように地域小規模児童養護施設マリアで生活する子どもたちが、 皆から見守られ、子どもたちそれぞれの人生の主役であってほしいという願いも込められています。