ガーデンエルの理念
「社会、地域、家庭とつながり、生き生きと主体的に生きる人を育てる」
ガーデンエルの基本方針
- 法人創始者、賀川豊彦の貧しい人々を助けたキリスト精神を引き継ぐ。
- 社会、組織、人とのつながりを大切にする。
- 子どものこころの傷を手当てし、自尊感情を育む。
- 成長する子どもの力を信頼し、それぞれの個性を尊重して養育にあたる。
- 養育の連続性を大切にする。
ガーデンエルが大切にしていること(子ども達も含めたエルのスローガン)
- 安心安全な環境で暮らす。
- 子どもはすべての大人から惜しみなく愛される。
- 様々な生活体験を通して家庭的雰囲気を味わう。
- 特定の大人との愛着関係を大切にする。
- 優しい言葉や行いを心がける。
- 子どもたちは公平に養育される。
- 丁寧に次の養育への橋渡しを行う。
ガーデンエルの実践
- 定員30名を小さなホームに分割した小規模グループケアであること。併せて5つのホームが集い、職員も各ホームに分かれ、それぞれが家庭的な一単位として、生活を展開します。
- 入所から退所まで、同じ職員が養育にあたる。
- 家庭的雰囲気の中での個別化、個別対応を大切にする。
- 小ホームのもと、子どもには個別担当職員を配置する。個別の時間を可能な限り多く取り、愛着関係の修復に努めるものとする。
- ガーデンエルとしての全体行事、運動会等は行わない。施設生活より家庭生活を志向するためである。例えば、月1回の合同誕生会ではなく、各ホームが、そして個別担当者が、その子に合わせた誕生日の祝い方をする。
- 家庭的雰囲気を環境面からも常に構築していく事。建築にあたっては、暖かみのある完全木造住宅とした。また、各ホームは独立して生活できる構造である。施設内に大きな遊具を揃えるのではなく、地域の児童遊園に行くようにする等々。
- 呼名は、「先生」や役職名では行わない。
- ガーデン ロイとガーデン エルは一体化した運営を行う。
- 以後も、迷った時は「家庭でなら、どうするか」を合言葉に、ガーデンエルでの生活全てを営んでいくこと。