名前の由来

ガーデンエルロイはキリスト精神に基づいて運営されています。キリスト精神は聖書(新約聖書・旧約聖書)がその原点です。 ガーデンエルロイの名称や建物はそのような意味で聖書からとられています。
■ガーデンエルロイ
ガーデンエルのエル、ガーデンロイのロイは旧約聖書創世記16章13節にある「アッタ・エル・ロイ(わたしを顧みられる神)です」つまりアッタは「あなた」、
エルは「神」、ロイは「顧みる」というヘブライ語から来ています。
わたしたちイエス団の創始者である賀川豊彦は、少年時代、両親を亡くし、生まれ故郷の神戸を離れ、継母の家がある徳島で過ごしました。
遊び相手は、暴れ川といわれる四国三郎(吉野川の通名)だけという孤独な中で、キリスト教に出会い「アッタ・エル・ロイ」が座右の銘となりました。
つまり「どんなに見捨てられた存在であっても、いつも神はそばにいて見守って下さっているので、安心しなさい」という意味で、
創始者の生涯にわたる原動力となりました。乳児院、児童養護施設創設にあたり、厳しい環境にあった子どもたちには、賀川さんと同じく、
いつも神がそばにいて豊かな愛情を注いでくださっているという確信こそが、これからの子どもたちの未来を切り開いていく原動力となると命名されました。
賀川さんはいろいろなところで、アッタ・エル・ロイを使っています。大正時代、神戸に創った児童館の名前が「アッタ・エル・ロイ」でした。
また、関東大震災の時、本所で救援活動・セツルメント活動を行いましたが、その時に設立した質屋の名前が「神視社」(現在の中之郷信用金庫)です。
まさに神が見守っている(アッタ・エル・ロイ)会社です。イエス団では同じ意味で命名された「神視保育園」が神戸で活動しています。
■マナ(親子訓練棟)
マナとは旧約聖書出エジプト記16章4節にある神が約束した天からのパンをさします。厳しい環境にあっても神からの恵みはいつも与えられるとの意味で名づけられました。
■ハンナ(ファミリーホーム)
■マリア(ガーデンロイの地域小規模児童養護施設)
イエス・キリストをお産みになったマリアから命名しました。大切なものをはぐくむ女性に成長するようにとの願いを込めて命名されました。