ガーデンエルロイ

実習生について(礼状と感想)

関西学院大学教育学部2年 龍野里々香
拝啓
 春風が快い季節となりましたが、お変わりございませんか。
 この度はお忙しい中、十日間にわたり、施設実習の機会を与えて頂きありがとうございました。
 実習に来る前は、子ども達と上手くコミュニケーションを取る事が出来るか、子ども達に受け入れてもらえるかどうか、 とても不安でした。しかし、職員の方からのアドバイスにより、自分から子ども一人ひとりに自己紹介をする事で、 初日から子ども達とたくさんお話をする事が出来ました。
 施設実習では多くのことを学びました。1つ目は、施設で生活をする子どもと職員の関わり方です。 職員の方は子ども達みんなに同じ対応をするのではなく、 子どもの性格や個性に応じて子ども一人ひとりに合わせた対応をしている事を学ぶ事が出来ました。 将来、教育者になった時、子どもの発達段階や性格の意応じた対応はとても大切であると思います。 子どもと密に関わる事により、どのような対応をするべきか考え、柔軟に対応する事が出来る様な先生に私もなりたいです。
 2つ目は、児童養護施設で生活する子どもと、施設で働く職員についてです。実習に来る前は、 児童養護施設で生活する子どもは、精神的な傷を負っているため、反抗的で暴力を振るう子どもがいると思っていました。 しかし、ガーデンロイでは、職員の方が子ども達の事を一番に考え、子どもの意見を取り入れ、 子どもと担当の職員が2人で過ごす時間を大切にしているため、素直で優しい子供が多く、 私が実習前に抱いていた児童養護施設へのイメージが大きく変わりました。
また、職員の方は、24時間365日子どもと生活しているので、とても細かい子どもの活動や出来事についても、 職員全員が情報を共有出来る様に引き継ぎをしている事が分かりました。 児童養護施設の職員は、小学校の教員や幼稚園教諭、保育士とは違い、子ども達と1日の生活を共にするため、 子ども達の将来に大きく関わる存在である事を実感しました。
 今回の実習を通して、児童養護施設の職員は、子どもの成長を身近で感じる事の出来る喜びと共に、 子どもの将来を考え、対応する責任や、個性に応じた柔軟な対応をする難しさがある事が分かりました。
 将来、小学校の教員、幼稚園教諭、保育士の中から、実習を通して自分に合った職業を見つけていこうと考えていましたが、 今回の実習で、児童養護施設で働く事も視野に入れるようになりました。 ガーデンロイで実習をする事が出来て本当に良かったです。夢の実現に向けて、 これからも大学の勉強に励んでいくつもりです。
 職員の方々には実習中の温かいお言葉や丁寧なご指導をして下さった事、とても感謝しています。 本当にありがとうございました。
 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

敬具