平成27年6月22日~6月28日 活動場所:岩手県上閉伊郡大槌町 【森脇友里恵】


ボランティア内容

1日目 移動日
2日目 AM:震災、視察研修
    PM:子どもセンター見守り
3日目 AM:ひだまり塾(金沢仮設)
    PM:子どもセンター見守り
4日目 AM:視察
    PM:子どもセンター見守り
5日目 AM:買い出し、夕食作り
    PM:子どもセンター見守り
6日目 AM:ひだまり塾(大ヶ口仮設)
    PM:和野っこハウス清掃

7日目 移動日

<現状報告>
 岩手県大槌町を訪問させて頂き、5日間ボランティア活動を行いました。  震災での死者は1300名。行方不明者は400名。人口比率で考えると最も被害が大きかったのはここ大槌町とのことでした。また、最も復興が進んでいないのも大槌町です。町全体は盛土を行い、住宅を建てる準備を進めていました。盛土に使用する土は大槌町の山を切り崩して使用していたり、近隣の県から運んでいるとのことでした。

<活動内容>
視察研修
 旧町役場、盛土、海沿い、復興住宅
ひだまり塾
 仮設を訪問し、ダーツや体操などを一緒に行う。体を動かした後は、お茶を
 飲みながら雑談をする。
子どもセンター見守り
 放課後の小学生の支援活動。遊びと学習面、心理面の支援。

<感想>
 映像を通してでしか見たことがなかった震災の様子を実際に自分の目で見ると、何かとても感じるものがありました。ベースキャンプに到着した日に「地震が来てもここ(ベースキャンプ)から絶対に動かないでください。ここには絶対に津波は来ませんから。」と言われた時、少し怖くなりました。地元の方と会話をしていると「震災前」「震災後」と言う言葉を何度も聞きました。震災をきっかけに、人々の生活が大きく変化したとあらためて感じました。町全体は復興にむけて一歩づつ進んでいましたが、海沿いに行くとズレた防波堤や折れ曲がった鉄パイプなど震災当時のまま残っている部分もありました。
今、私にできることは何だろうか?と考えたときに思い浮かんだのは「震災があったことを忘れないこと。」でした。実際に関西では震災に関する報道は少なくなってきています。大槌町で私が見てきたこと、聞いたこと、感じたことを一人でも多くの人に伝えていきたいと思います。