平成23年5月16日~20日 活動場所:宮城県石巻市 【田窪 識】


東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に被災地の一日でも早い復興を心より祈念しています。

○16日(月)
18時30分東大阪市立市民会館集合。作業班、宿の部屋割りが発表される。各班5名(そのうち女性1名)の班が6班ありリーダーはボランティア経験がある人が任命される。宿の部屋は男女別1部屋4~5名で編成。簡単な顔合わせ、スケジュールを確認し夜行バスで大阪を出発する。移動時間約13時間そのうち2時間毎にトイレ休憩あり。

○17日(火)
10時宮城県到着。石巻市災害ボランティアセンター(現地サテライト)で現地での被害状況や作業のレクチャーをうける。
主な作業は家屋の泥出し、荷物運びだった。現地での作業時間は4時間。午前2時間、午後2時間である。休憩は作業の進み具合や体力をみて適宜リーダーが決める。
一軒家を2班で担当することになったが一日で終わるはずもなくあっという間に時間が過ぎていく。一日目の作業が終わるも一向に片付く様子がなく皆の顔が険しかった。
慣れない作業ということもあり疲れもあったのだろう。片道2時間の宿にむけ石巻市をあとにする。宿では入浴、食事をすませ自由な時間を過ごす。

○18日(水)
作業二日目。一日目の一軒家の作業の続きをする。班のメンバーとのコミュ二ケーションもとれてきており効率よく作業が進む。午前で全ての作業が終わり次の作業場所に移る。
次の作業場所は駐車場の溝掃除である。溝に泥が溜まっており水が流れない状況だった。溝の幅が狭いので小さいスコップでひたすら泥出しをする。

○19日(木)
 作業最終日。最終日は作業時間が3時間であった。皆出来るだけの事をしようと黙々と作業をこなしており必死だった。
作業が終わり宿に戻る。帰り支度をし16時宮城県を出発する。

○20日(金)
9時東大阪市立市民会館に到着し解散する。

 今回のボランティアを通して感じたことは一人では作業が全然はかどらないが皆の力を合わせると体力的にも精神的にも心強く作業の効率があがるということ。
お互いが助け合ったり、声を掛けることでモチベーションを保てたりと人との繋がりがいかに大切なのかを肌で感じた。また震災の経験がない僕にとっては驚きの光景ばかりでしたが貴重な経験が出来たことに感謝しています。